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ボローニャ紀行

文春文庫 い3−29

出版社名 文藝春秋
出版年月 2010年3月
ISBNコード 978-4-16-711128-1
4-16-711128-4
税込価格 660円
頁数・縦 253P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 当店でも定番の書籍ですが、文庫化もされ今一度お手に取っていただきたくご案内です!先日お亡くなりになられた故井上ひさしの紀行文です。が、単なる紀行文ではなく、イタリアの一地方都市であるボローニャがイタリア有数の豊かな都市へと発展した姿が描かれています。住民・行政・企業が協力し合ってこそなしえたその姿は、地方都市に暮らす我々が見習うべきものが多いように思われます。かつてイタリアで暮らしたこともあるオーナー大井オススメの1冊。

    (2014年1月27日)

商品内容

要旨

「国という抽象的な存在ではなく、目に見える赤煉瓦の街、そしてそこに住む人たちのために働く、それがボローニャの精神」。文化による都市再生のモデルとして、世界に知られたイタリアの小都市ボローニャ。街を訪れた著者は、人々が力を合わせて理想を追う姿を見つめ、思索を深めていく。豊かな文明論的エセー。

目次

テストーニの鞄
二つの塔
柱廊の秘密
大きな広場
チャプリン・プロジェクト
街の動力
山の上の少年コック
歌う修道女たち
大泥棒とこそ泥
社会的発明とはなにか
日常が大事ということ
聖ドメニコ、わが恩人
演劇の役割
そのとき、坊やは、背後から、射たれた
市長の作り方
花畑という名の都市
牛を連れたストライキ
三枚の立て札
二つの選挙
二つのイタリア―あとがきに代えて
旅のノートから

著者紹介

井上 ひさし (イノウエ ヒサシ)  
昭和9年(1934)、山形県生まれ。上智大学外国語学部フランス語科卒。浅草フランス座文芸部兼進行係などを経て、戯曲「日本人のへそ」、NHK人形劇「ひょっこりひょうたん島」などを手がける。47年「手鎖心中」で直木賞受賞、54年「しみじみ日本・乃木大将」「小林一茶」で紀伊國屋演劇賞、翌年読売文学賞戯曲賞を受賞。56年「吉里吉里人」で日本SF大賞、翌年読売文学賞小説賞を受賞。平成11年、菊池寛賞受賞。平成16年、文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)