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カシオペアの丘で 上

講談社文庫 し61−11

出版社名 講談社
出版年月 2010年4月
ISBNコード 978-4-06-276630-2
4-06-276630-2
税込価格 713円
頁数・縦 415P 15cm
シリーズ名 カシオペアの丘で

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 誰かを許したい人、誰かに許されたい人必読

    重松清は説教臭い。しかし読むのをやめられない。彼が紡ぎ出す赦し、癒し、そして再生の物語は上下巻合わせて800ページとかなり長編だが、それを感じさせず読後に温かさが残る。彼の作品はワンパターンかもしれない…しかしそれがいい。安心して読めて読後感に浸れる。

    (2011年5月22日)

商品内容

要旨

丘の上の遊園地は、俺たちの夢だった―。肺の悪性腫瘍を告知された三十九歳の秋、俊介は二度と帰らないと決めていたふるさとへ向かう。そこには、かつて傷つけてしまった友がいる。初恋の人がいる。「王」と呼ばれた祖父がいる。満天の星がまたたくカシオペアの丘で、再会と贖罪の物語が、静かに始まる。

おすすめコメント

重松清のすべてがここにある。渾身の長編小説。平凡だけど、幸せな日々だった。これからもずっと幸せでいられると信じていた。丘の上の遊園地は、俺たちの夢だった――。肺の悪性腫瘍を告知された39歳の秋、俊介は2度と帰らないと決めていたふるさとへ向かう。そこには、かつて傷つけてしまった友がいる。初恋の人がいる。「王」と呼ばれた祖父がいる。満天の星がまたたくカシオペアの丘で、再会と贖罪(しょくざい)の物語が、静かに始まる。

出版社・メーカーコメント

生きること、ゆるすことを問う、感動の長編肺の腫瘍はやはり悪性だった。40歳を目前にして人生の終わりを突き付けられた俊介は、限られた時間の中で、かつて逃げるように後にしたふるさとの丘を目指す。

著者紹介

重松 清 (シゲマツ キヨシ)  
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒。出版社勤務を経て執筆活動に入る。1999年『ナイフ』で第14回坪田譲治文学賞、『エイジ』で第12回山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で第124回直木賞、2010年『十字架』で第44回吉川英治文学賞受賞。話題作を次々発表するかたわら、ライターとしてもルポルタージュやインタビューを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)