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伊藤計劃記録

出版社名 早川書房
出版年月 2010年3月
ISBNコード 978-4-15-209116-1
4-15-209116-9
税込価格 2,420円
頁数・縦 391P 20cm
シリーズ名 伊藤計劃記録

商品内容

要旨

2007年6月に長篇『虐殺器官』でデビュー、日本SF大賞受賞作『ハーモニー』を遺して2009年3月に死去した作家・伊藤計劃。2年に満たない作家生活の中で、彼はエンターテインメント小説の在り方を変えた。SFマガジン発表の中篇2作「The Indifference Engine」「From the Nothing,With Love.」ほかの創作から、敬愛する小島秀夫監督、『ディファレンス・エンジン』についてのエッセイ・解説、盟友・円城塔との対談やインタビュー、そして未完長篇『屍者の帝国』までを集成。また、作家デビュー以前の1998〜2004年に個人サイトで発表し続けた膨大な映画評「Runnnig Pictures/Cinematrix」から31本を精選収録する。

目次

小説(The Indifference Engine
セカイ、蛮族、ぼく。
From the Nothing,With Love.
屍者の帝国)
散文(Writings―for Hideo Kojima エクストラポレーション礼賛
MGSシリーズへと受け継がれるポリスノーツ
小島秀夫―我ら神亡き時代の神の語り手として
Writing―for SF&Others
伊藤計劃氏の心の一冊『ディファレンス・エンジン』
解説『ディファレンス・エンジン』伊藤計劃&円城塔
侵略する死者たち
人という物語
SFの或るひとつの在り方―最高に精度の高いセンサで、現在を捉えること。)
インタビュー(「Anima Solaris」著者インタビュー
伊藤計劃×円城塔「装飾と構造で乗り切る終末」
伊藤計劃インタビュー)
映画評

出版社
商品紹介

昨年3月に34歳の若さでなくなった著者の短編及びエッセイ、インタビュー、映画評等を集大成。

著者紹介

伊藤 計劃 (イトウ ケイカク)  
1974年10月東京都生まれ。武蔵野美術大学卒。2007年、『虐殺器官』で作家デビュー。「ベストSF2007」「ゼロ年代ベストSF」第1位に輝いた。2008年、『ハーモニー』を刊行。同書は第30回日本SF大賞のほか、「ベストSF2009」第1位、第40回星雲賞日本長編部門を受賞した。2009年3月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)