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明治大正露文化受容史 二葉亭四迷・相馬黒光を中心に

出版社名 春風社
出版年月 2010年4月
ISBNコード 978-4-86110-219-6
4-86110-219-7
税込価格 7,124円
頁数・縦 449P 22cm

商品内容

要旨

嫌悪と憧れ、違和感と葛藤、そして内面化。反発しながらも憧れたロシア文化を、いかに受け入れ、血肉化していったか。日本人の来歴を知るための画期的論集。

目次

序章
1 前史(恐露のおこり)
2 差異をめぐって(二葉亭四迷のジレンマ―『浮雲』執筆の動機と挫折
相馬黒光の女学生時代(仙台
宗教より文学へ)
空想と現実の接点―大津事件に先立つ西郷隆盛生存伝説
エキゾチズムの体感―西洋文化の内面化と翻訳文体)
3 イメージをめぐって(早稲田の知識人
「ロシア」のイメージ
「白地の尋常の人間」)
終章

出版社
商品紹介

反発しながらも憧れたロシア文化をいかに受け入れ、血肉化していったか。二葉亭、黒光を中心に日本文化の来歴に迫る画期的論集。

著者紹介

小林 実 (コバヤシ ミノル)  
1971年東京生まれ。1995年東京外国語大学外国語学部ロシヤ語学科卒。2006年立教大学大学院文学研究科日本文学専攻博士後期課程満期退学。国文学研究資料館プロジェクト研究員を経て、十文字学園女子大学短期大学部講師。専門は日本近代文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)