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声色つかいの詩人たち

出版社名 みすず書房
出版年月 2010年4月
ISBNコード 978-4-622-07535-6
4-622-07535-0
税込価格 3,520円
頁数・縦 281P 20cm

商品内容

目次

1(ソポクレスの声色で現代を写す―シェイマス・ヒーニー『トロイの癒し』
エリオットのダンテとヒーニーのダンテ ほか)
2(語りなおし、歌いなおす魔法の声―伊藤比呂美『日本ノ霊異ナ話』/『ラヴソング』
ゆきかえりする帰化植物がうたいはじめる―伊藤比呂美『河原荒草』 ほか)
3(フロンティアとしてのアイルランド
物語の変身譚―キアラン・カーソンの『琥珀捕り ひとつの長い物語』におけるねじりと語りなおし ほか)
4(ユリシーズよ、記憶の封印を解いて語れ―白石かずこ『浮遊する母、都市』
辻式「雪わりラム」のつくりかた―『辻征夫詩集』『続・辻征夫詩集』 ほか)

出版社
商品紹介

ホメロス、ダンテからヒーニー、伊藤比呂美まで、時代と場所を縦横無尽に行き来し、詩のおもしろさを語り、詩の世界を案内する。

著者紹介

栩木 伸明 (トチギ ノブアキ)  
1958年東京生まれ。上智大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程単位取得退学。現在、早稲田大学教授。専攻は現代アイルランド文学・文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)