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共感の時代へ 動物行動学が教えてくれること

出版社名 紀伊國屋書店
出版年月 2010年4月
ISBNコード 978-4-314-01063-4
4-314-01063-0
税込価格 2,420円
頁数・縦 364P 20cm

商品内容

要旨

「利己的な遺伝子」などのメタファーがもたらした行き過ぎた競争社会、人間は何を取り戻せばよいのか。生物や進化を考えずに、政治や経済は語れない。なぜなら社会は人間から成り、人間は生物として進化の歴史の上にあるのだから…そして「共感」にも長い進化の歴史という裏づけがある。

目次

第1章 右も左も生物学
第2章 もう一つのダーウィン主義
第3章 体に語る体
第4章 他者の身になる
第5章 部屋の中のゾウ
第6章 公平にやろう
第7章 歪んだ材木

出版社・メーカーコメント

動物行動学の世界的第一人者が、動物たちにも見られる「共感」を基礎とした信頼と「生きる価値」を重視する新しい時代を提唱する。

著者紹介

フランス・ドゥ・ヴァール (フランスドゥヴァール)   Frans de Waal
動物行動学者。霊長類の社会的知能研究で世界の第一人者として知られている。現在、ヤーキーズ国立霊長類研究センターのリヴィング・リンクス・センター所長、エモリー大学心理学部教授
柴田 裕之 (シバタ ヤスシ)  
1959年生まれ。早稲田大学・アーラム大学(米国)卒業
西田 利貞 (ニシダ トシサダ)  
1941年生まれ。(財)日本モンキーセンター所長、京都大学名誉教授。理学博士。チンパンジー研究の第一人者。国際霊長類学会会長(1996‐2000)、日本霊長類学会会長(2001‐2005)などを歴任。2008年に人類起源研究の分野で最高の賞とされるリーキー賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)