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幻冬舎文庫 か−29−1

出版社名 幻冬舎
出版年月 2010年4月
ISBNコード 978-4-344-41474-7
4-344-41474-8
税込価格 545円
頁数・縦 250P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • となりにいる大事な人を失ったらどうしますか?

    いつも当たり前にいてくれる人。特別じゃなく普通に一緒にいるということ。
    その人を突然交通事故で失ってしまったら。
    事故の瞬間のことを忘れてしまった自分。
    彼を取り戻したくて、失った自分の記憶を取り戻そうとしますが。
    あまりにもせつなくて、からだの真ん中がきゅ〜っとしめつけられます。

    (2010年6月9日)

商品内容

要旨

同乗したバイクで事故に遭い、恋人・淳一を亡くした泉美はその時の記憶をどうしても思い出すことができない。失われた「最期の記憶」を取り戻すため、泉美は弁護士の真希子に、事故の調査を依頼する。やがて明らかになる泉美の記憶。それは、心を射ぬくような苦しい真実であった。一瞬に秘められた愛の行方を瑞々しく綴る、珠玉の長篇小説。

おすすめコメント

同乗したバイクで事故に遭い、恋人・淳一を亡くした泉美はその時の記憶をどうしても思い出すことができない。失われた「最期の記憶」を取り戻すため、泉美は弁護士の真希子に、事故の調査を依頼する。やがて明らかになる泉美の記憶。それは、心を射ぬくような苦しい真実であった。一瞬に秘められた愛の行方を瑞々しく綴る、珠玉の長篇小説。

著者紹介

河原 れん (カワハラ レン)  
1980年生まれ、東京都出身。上智大学法学部卒。大学卒業直前に小説に傾倒し、2007年、初の長編小説である『瞬』を発表。09年、谷村志穂原作『余命』の映画化の際には企画・脚本を担当。その他、翻訳や書籍プロデュースなど活動は多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)