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認識問題 近代の哲学と科学における 1

出版社名 みすず書房
出版年月 2010年5月
ISBNコード 978-4-622-03191-8
4-622-03191-4
税込価格 9,680円
頁数・縦 560P 22cm
シリーズ名 認識問題

商品内容

要旨

近代的認識はいかにして立ち上がってきたのか。ルネサンスの薄明からその萌芽を丹念により分け、ケプラー、ガリレオの飛翔、さらにはデカルト、パスカルにまで至る、歴史的大著の壮大な幕開け。

目次

第1部 認識問題のルネサンス(ニコラウス・クザヌス
人文主義―プラトン哲学とアリストテレス哲学の闘い
懐疑主義)
第2部 自然概念の発見(自然哲学
精密科学の成立)
第3部 観念論の基礎づけ(デカルト
デカルト哲学の発展)

出版社
商品紹介

西欧近代全体の思想や諸科学の場を壮大なヴィジョンで辿る。クザーヌスからデカルトまで科学の本質的基盤を探る。

著者紹介

カッシーラ,エルンスト (カッシーラ,エルンスト)   Cassirer,Ernst
ドイツの哲学者。1874年旧ドイツ領ブレスラウ(現ポーランド領ヴロツワフ)に生まれる。ヘルマン・コーエンの下でカント哲学を学び、マールブルク学派の一人に数えあげられるが、近代認識論史の大著である『近代の哲学と科学における認識問題』(1‐3巻、1906‐1920、4巻、1950)や『実体概念と関数概念』(1910)で独自の立場を確立し、さらに『シンボル形式の哲学』(1923‐1929)で言語・神話・宗教・芸術などを包括する文化哲学の体系をつくりあげた
須田 朗 (スダ アキラ)  
1947年千葉県生まれ。東北大学大学院哲学専攻修了。弘前大学助教授を経て、中央大学文学部教授
宮武 昭 (ミヤタケ アキラ)  
1949年北海道生まれ。東北大学大学院文学研究科哲学専攻中退。現在中央大学文学部教授
村岡 晋一 (ムラオカ シンイチ)  
1952年熊本県生まれ。中央大学大学院文学研究科博士後期課程中退。現在中央大学理工学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)