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「一人前」でない者の人権 日本国憲法とマイノリティの哲学

出版社名 法律文化社
出版年月 2010年5月
ISBNコード 978-4-589-03267-6
4-589-03267-8
税込価格 3,300円
頁数・縦 235P 21cm

商品内容

目次

第1章 「ねじれ」た日本国憲法?―大江健三郎・江藤淳・加藤典洋の憲法観
第2章 日本国憲法をめぐる「われわれ」と「かれら」
第3章 日本国憲法と人間存在の多様性
第4章 日本国憲法に関わる法的コミュニケーションの「歪み」―「ズレ」と「ねじれ」
第5章 アイヌ民族―「土地」をめぐるコミュニケーションの「ズレ」による人間疎外
第6章 在日韓国・朝鮮人―「国籍」をめぐるコミュニケーションの「ズレ」による人間疎外
第7章 先天性身体障害者―「優生」と「環境」をめぐるコミュニケーションの「ズレ」による人間疎外
第8章 ハンセン病患者―「愛国心」をめぐるコミュニケーションの「ズレ」による人間疎外
第9章 宗教的少数者―コミュニケーションの「ねじれ」が必要となる人間疎外
第10章 日本国憲法と「一人前」でない者の人権―ゲワース・ロールズ批判
第11章 日本国憲法下における「根源的受動性」―合意と共生の相剋

出版社
商品紹介

アイヌ人、ハンセン病患者、先天性身体障害者らの人権が蹂躙されてきたことを法哲学と憲法学が交錯する地平から批判的に考察。

著者紹介

小畑 清剛 (オバタ セイゴウ)  
1956年京都府に生まれる。1980年京都大学法学部卒業。1984年京都大学大学院法研究科博士課程中途退学。1995年京都大学博士(法学)。京都大学助手、京都大学大学院講師、姫路獨協大学教授などを歴任。現在、京都精華大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)