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日本人へ リーダー篇

文春新書 752

出版社名 文藝春秋
出版年月 2010年5月
ISBNコード 978-4-16-660752-5
4-16-660752-9
税込価格 935円
頁数・縦 254P 18cm
シリーズ名 日本人へ

内容詳細

要旨(情報工場提供)

40年以上にわたり一貫して、確かな検証と歴史認識のもと、イタリアを中心とする古代から近世にわたる歴史小説を書き続けた塩野七生氏。その生き生きとした、ダイナミックな物語によっていつの時代も人気を博している。本書は、40年間イタリアに在住し、外側から日本を、世界を見つめてきた筆者によるエッセー集。政治や社会、文化、とくに古代ローマなどと比較した「統治」のあり方、リーダーのあり方についての見識、独自の視点を披露している。雑誌「文藝春秋」の2003年6月号から2006年9月号掲載分を収録(それ以降は「国家と歴史篇」として発行)。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2010年8月6日])

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商品内容

要旨

なぜリスクをとるリーダーが出ないのか―危機の時代こそ歴史と向き合え!21世紀の「考えるヒント」40本。

目次

1(イラク戦争を見ながら
アメリカではなくローマだったら
クールであることの勧め ほか)
2(想像力について
政治オンチの大国という困った存在
プロとアマのちがいについて ほか)
3(歴史認識の共有、について
問題の単純化という才能
拝啓小泉純一郎様 ほか)

出版社・メーカーコメント

ローマ帝国は危機に陥るたびに挽回した。では、今のこの国になにが一番必要なのか──。「文藝春秋」巻頭随筆がついに新書化なる

著者紹介

塩野 七生 (シオノ ナナミ)  
1937年7月、東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。68年から執筆活動を開始。70年、『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』で毎日出版文化賞を受賞。この年よりイタリアに在住。81年、『海の都の物語』でサントリー学芸賞。82年、菊池寛賞。88年、『わが友マキアヴェッリ』で女流文学賞。99年、司馬遼太郎賞。002年にはイタリア政府より国家功労勲章を授与される。07年、文化功労者に。『ローマ人の物語』は06年に全15巻が完結(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)