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自宅で大往生 「ええ人生やった」と言うために

中公新書ラクレ 352

出版社名 中央公論新社
出版年月 2010年6月
ISBNコード 978-4-12-150352-7
4-12-150352-X
税込価格 836円
頁数・縦 210P 18cm

商品内容

要旨

自宅で逝くためには何が必要か。家がもつ不思議な力とは。住民の日常に寄り添う医療を展開する総合医が在宅での看取りを綴る。自宅で見事な大往生を遂げた人々のエピソードも多数収録。

目次

第1章 自宅で逝くということ(人生のゴールで
「家」をめぐること
看取りのいま・むかし)
第2章 在宅看取りを支えるために(私が看取りにこだわるワケ
医療の限界から行政との愉快な連携へ)
第3章 地域=コミュニティーの医療を考える(地域医療の抱える問題
医療崩壊から医療再生へのヒント)
第4章 お互い様とおかげ様―名田庄における医療危機と患者‐医師関係(名田庄の地域医療、三つの逆風
支えるつもりが支えられ)
第5章 「先生」を看取る(いつだって、患者さんが先生だった
もしも家逝きを決めたなら
医者泣かせの逝き語録)

おすすめコメント

「生き方」は「逝き方」だ――人々の日常に寄り添う医療を展開する地域医療の医師が綴る、「いま住んでいるところで生き、死ぬこと」

著者紹介

中村 伸一 (ナカムラ シンイチ)  
1963年福井県生まれ。自治医科大学卒業。福井県おおい町名田庄地区唯一の診療所の所長。91年名田庄村に赴任以来、住民約3000人(高齢化率約30%)の医療を担う。現在、医師一人体制である。保健医療福祉総合施設『あっとほ〜むいきいき館』ジェネラルマネージャーを兼任し、自治医科大学地域医療学臨床教授も務める。保健・医療・福祉の連携で、名田庄村における高い在宅死亡率を維持し、老人医療費や介護保険における第一号保険料を県内で最も低いランクに抑えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)