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黒人はなぜ足が速いのか 「走る遺伝子」の謎

新潮選書

出版社名 新潮社
出版年月 2010年6月
ISBNコード 978-4-10-603663-7
4-10-603663-0
税込価格 1,100円
頁数・縦 190P 20cm

商品内容

要旨

陸上のトラック競技で圧勝するのは、いつも黒人選手ばかりである。それも短距離はカリブ海勢、長距離は東・北アフリカ勢と、極端な偏りがある。それは何故なのだろうか?最新の遺伝子研究によって、「速く走るための筋肉の発達を促す遺伝子」の存在が推測されるようになってきた。人種と環境の相互作用にも着目し、「ヒトが速く走れる理由」を探る。

目次

第1章 短距離はジャマイカ、長距離はエチオピア
第2章 走力と遺伝子
第3章 短距離・瞬発力系の遺伝子
第4章 長距離・持久力系の遺伝子
第5章 西アフリカと東アフリカ
第6章 人種とスポーツ
第7章 記録はどこまで伸びるか

出版社
商品紹介

なぜ短距離ではジャマイカが、長距離ではケニアやエチオピアが圧勝するのか。環境と人種の関係も踏まえ、「運動を司る遺伝子」の謎を生物学者が追う。

著者紹介

若原 正己 (ワカハラ マサミ)  
1943年、北海道生まれ。北海道大学理学部卒、同大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。1970年から北海道大学理学部および同大学院理学研究科で研究・教育に従事。両生類の実験発生学が専門で、主な研究テーマは「遺伝子発現におよぼす環境因子の影響」。2007年に北海道大学准教授を退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)