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ローマ人の物語 38

キリストの勝利 上

新潮文庫 し−12−88

出版社名 新潮社
出版年月 2010年9月
ISBNコード 978-4-10-118188-2
4-10-118188-8
税込価格 539円
頁数・縦 209P 16cm
シリーズ名 ローマ人の物語

商品内容

要旨

紀元337年、大帝コンスタンティヌスがついに没する。死後は帝国を五分し、三人の息子と二人の甥に分割統治させると公表していた。だがすぐさま甥たちが粛清され、息子たちも内戦に突入する。最後に一人残り、大帝のキリスト教振興の遺志を引き継いだのは、次男コンスタンティウス。そして副帝として登場したのが、後に背教者と呼ばれる、ユリアヌスであった。

著者紹介

塩野 七生 (シオノ ナナミ)  
1937年7月7日、東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。82年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。83年、菊池寛賞、92年より、ローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語」にとりくみ、2006年完結(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)