路地裏ビルヂング
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2010年7月 |
ISBNコード |
978-4-16-329340-0
(4-16-329340-X) |
税込価格 | 1,676円 |
頁数・縦 | 351P 20cm |
商品内容
要旨 |
毎日すれ違うけど名前も知らないふしぎな距離感。同じおんぼろビルで働く人々のそんな関係から生まれる、日常のドラマを描く6篇の雑居小説。 |
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出版社 商品紹介 |
変な店子揃いの辻堂ビルヂングの人々に訪れる、ささやかで大切な変化を軽快に描く連作短編集。 |
おすすめコメント
「辻堂ビルヂング」に集まるのは自転車操業の保育園にあやしげな健康食品販売会社、弱小広告代理店など、どれもぱっとしない店子(たなこ)ばかり。極めつきは1階の、何を出しても奇跡的に不味(まず)い飲食店。でもそこで働く人々はふとしたふれ合いで仕事や人生に少し前向きになれたりもする、おんぼろだけどあったかい雑居ビル。ところが再開発で取り壊しの噂が――。くすくす、しみじみ読むうちに「明日も頑張ろう!」と思わせてくれる連作短篇集です。