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日本の護符文化

出版社名 弘文堂
出版年月 2010年7月
ISBNコード 978-4-335-16061-5
4-335-16061-5
税込価格 5,280円
頁数・縦 350P 22cm

商品内容

要旨

庶民を守った神・仏。「おふだ」、その奥深い世界を追究。家に貼り身につけたお札、起請文に用いられた牛玉宝印などを通して、多様な神と仏に守られてきた日本社会の姿と日本人の心性の変遷が浮かび上がる初の研究集成。

目次

第1部 護符とはなにか(護符・牛玉宝印研究の現状と課題
護符と神棚 ほか)
第2部 海を渡った日本の「おふだ」(「おふだ」を残してくれた外国の知識人たち
ヨーロッパに来ている日本のお札―その三つのコレクション ほか)
第3部 神社の護符と寺院の護符(稲荷信仰の展開と護符
近代におけるお札図像の変生 ほか)
第4部 護符の調査とその成果(護符版木の調査の成果と課題
江戸末期の護符事情 ほか)
第5部 座談会 日本の護符文化

著者紹介

千々和 到 (チジワ イタル)  
東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了、東京大学史料編纂所教授を経て、國學院大學文学部教授。専攻、日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)