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なぜ人は砂漠で溺死するのか? 死体の行動分析学

メディアファクトリー新書 009

出版社名 メディアファクトリー
出版年月 2010年8月
ISBNコード 978-4-8401-3495-8
4-8401-3495-2
税込価格 814円
頁数・縦 190P 18cm

商品内容

要旨

砂漠ではふいの降水に対する備えがないため、人々は鉄砲水で簡単に溺死してしまう。振り返れば日本でも、風呂で、オフィスで、ゴルフ場で多くの人が「医師に看取られない死」を迎えている。死者の2割が「異状死」という統計もあるほどだ。5千におよぶ不審死体を解剖してきた気鋭の法医学者が、様々な不慮の死の形と原因をスリリングに解説する。

目次

はじめに 人は砂漠で溺死するほど死にやすい
第1章 診断する医師、検案する医師
第2章 交通事故より「風呂場」が危ない!
第3章 日常の場面での意外な死
第4章 覚悟の自殺の意外な結末
第5章 えっ!そんな場所で…!?
第6章 死んでもセックスはやめられない
おわりに 死因不詳国家から、死を大切にする国へ

著者紹介

高木 徹也 (タカギ テツヤ)  
法医学者。1967年東京都生まれ。杏林大学医学部法医学教室准教授。東京都監察医務院非常勤監察医、東京都多摩地区警察医会顧問として、不審遺体の解剖数は日本1、2を争う。法医学・医療監修を行っているドラマや映画は多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)