• 本

百年文庫 27

出版社名 ポプラ社
出版年月 2010年10月
ISBNコード 978-4-591-11909-9
4-591-11909-2
税込価格 825円
頁数・縦 144P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 作者が唯一教鞭を取った当地…当店

    当店初代店主は石坂洋次郎と深く交流していた。当地の文学記念館には他の作品の生原稿も展示されています。そんな当店のロングセラーがこの本です。今では滑稽なほど一途な若者の生き方は逆に爽やかに感じます。久しぶりにあの人に手紙が書きたくなりました。(ひ)

    (2012年6月28日)

商品内容

要旨

雑誌を読むほかにたいして楽しみのない又吉は、ある日、「ペン・フレンド募集」の手紙を投稿する。思いがけず若い娘から返事が来て心浮き立つのだが…。靴店に住み込みで働く青年の恋を爽やかに描いた石坂洋次郎の『婦人靴』。少年時代に働いていた店のマスターを街で偶然見かけ、かつての苦い経験がよみがえる椎名麟三の『黄昏の回想』。家族を思いながら働く少年の淡い恋が雪景色に美しく映える『雪女』(和田芳惠)。小さな店の一隅に息づく、ひたむきな青春の恋と憧れ。

著者紹介

石坂 洋次郎 (イシザカ ヨウジロウ)  
1900‐1986。青森県弘前市生まれ。慶應義塾大卒業後、秋田県で教員をしながら執筆をおこなう。青春小説『若い人』で三田文学賞を受賞
椎名 麟三 (シイナ リンゾウ)  
1911‐1973。兵庫県姫路市生まれ。本名大坪昇。15歳で家出し、職を転々とする。共産党員となり1931年に検挙された後、『深夜の酒宴』『重き流れのなかに』で文壇に登場。50年に洗礼を受けてキリスト教徒となり、『邂逅』、『自由の彼方で』などを発表した
和田 芳惠 (ワダ ヨシエ)  
1906‐1977。北海道長万部町生まれ。中央大卒業後、新潮社に勤務し、「日の出」などの編集長を務める。樋口一葉研究をライフワークとし、1956年『一葉の日記』で日本芸術院賞を受賞。晩年は小説執筆に力を入れ、『塵の中』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)