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ゴールデンスランバー

新潮文庫 い−69−6

出版社名 新潮社
出版年月 2010年12月
ISBNコード 978-4-10-125026-7
4-10-125026-X
税込価格 1,100円
頁数・縦 690P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全4件

  • 負けるな!!青柳雅春

    こんな荒唐無稽な話があるか!!ってはじめは思ったけど、今の世の中無いとは言い切れない恐ろしさがある。どこにでもいる一般市民が、でっち上げの犯人にされ、国中から追われる身になるなど、考えも及ばないが、読み進めていくうちに・逃げろ青柳、捕まるな青柳、生きろ青柳、負けるな青柳!!って、応援してる自分がいた。このままでは多分、終わらない。そんな感じの小説です。

    (2010年12月21日)

  • 人間、生きててなんぼだ

    『首相暗殺の濡れ衣』普通に生きてきた青年・青柳が突然巻き込まれる大事件。弁解もさせてもらえず、命すらねらわれる。青柳が逃げ続ける2日間の濃密な内容に、グイグイ惹き寄せられる。“用意された犯人”となってしまった彼は、ただひたすら逃げる。それに関わってくるのは、大学時代の仲間。無実を信じ、一方的な応援団となって彼を助ける友人達。過去と現在を交互に追いながら、ストーリーは進む。ここまで大規模な事件など、あるはずがない‥そう思いたいが、現代社会は果たしてそう言い切れるか。「自分には信じられるものがあるか。何を支えとするのか。」主人公と共に走り、悩む。ラストに向け、見事につながる伏線の数々。決してハッピーエンドではないが、胸を熱くそして切なくさせる。伊坂幸太郎、恐るべし!

    (2010年12月21日)

  • 伊坂、久々の長編は、やはり快テンポ

    いつもの伊坂の様に、快適なテンポで話は進むが、第1部第2部第3部は、さまざまな伏線がはられている。第4部で急展開。読者は、主人公になった気持ちで一緒に逃げている気分になるだろう。

    (2010年12月21日)

  • ついに文庫化!

    再再度読みましたが、やっぱり伊坂作品はすごい。テンポの良さが特にこの作品には表れていると思います。ハードカバーで読んだときは最後のシーンはちょっとと思いましたが、今回文庫化にあたり読んだところ違和感なく入ってきました。これが2度読みの良いところなのでしょうか。すべて覚えていた訳ではなかったので、新鮮な部分もあり、伊坂ファンでなくても強烈に面白い作品でしょう。

    (2010年12月2日)

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商品内容

要旨

衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ?何が起こっているんだ?俺はやっていない―。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。

著者紹介

伊坂 幸太郎 (イサカ コウタロウ)  
1971(昭和46)年千葉県生れ。’95(平成7)年東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。’02年刊行の『ラッシュライフ』が各紙誌で絶賛される。’03年『重力ピエロ』、’04年『チルドレン』、’05年『グラスホッパー』、’06年『死神の精度』、『砂漠』が直木賞候補に。’04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞受賞。洒脱なユーモアと緻密な構成で読む者を唸らせ、近年稀にみる資質の持ち主として注目を浴びている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)