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宗教の人類学

シリーズ来たるべき人類学 3

出版社名 春風社
出版年月 2010年11月
ISBNコード 978-4-86110-247-9
4-86110-247-2
税込価格 2,096円
頁数・縦 273P 19cm

商品内容

要旨

理解しがたいのに、わたしたちに影のように寄り添っているもの―宗教。改宗、顕示的消費、ファンダメンタリズム、憑依、呪物、アニミズムなどのテーマで論じる、宗教人類学の最前線。

目次

第1部 日常の中の宗教性(信じるもの/おこなうものとしての“宗教”―現代北インドにおける「改宗仏教徒」の事例から
モノの消費のその向こうに―バリにおける顕示的消費競争と神秘主義 ほか)
第2部 他者表象としての宗教と主体の揺らぎ(「ファンダメンタリスティック」という選択―カトリック世界における名付けと名乗りと生き方のポリティクス
結婚しない女と嫉妬する精霊―コモロにおける精霊憑依と人生の生き方)
第3部 現実をずらすものとしての宗教(呪物をつくる、“世界”をつくる―呪術の行為遂行性と創発性
呪文の成り立ち―ことばが開く“世界”の可能性)
第4部 宗教を俯瞰する―迫り来るものとしての宗教性(アニミズム、「きり」よく捉えられない幻想領域
スピリチュアルな空間としての世界遺産―ケニア海岸地方・ミジケンダの聖なるカヤの森林)

出版社
商品紹介

「理解しがたいのに、わたしたちに影のように寄り添っている」宗教をフィールドから得た知見をもとに解きほぐす。

著者紹介

吉田 匡興 (ヨシダ マサオキ)  
1970年生まれ。桜美林大学非常勤講師
石井 美保 (イシイ ミホ)  
1973年生まれ。京都大学人文科学研究所准教授
花渕 馨也 (ハナブチ ケイヤ)  
1967年生まれ。北海道医療大学大学教育開発センター准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)