第二音楽室
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2010年11月 |
ISBNコード |
978-4-16-329490-2
(4-16-329490-2) |
税込価格 | 1,572円 |
頁数・縦 | 294P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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10代への追憶
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- ブックスオオトリ高円寺店 (東京都杉並区)
小学校中学校そして高校時代のほんの一握りの時間を音楽というものを通して語られるこの物語は10代で味わった青くて若くて切なくて…そんな時代があったなあって読みながら思い出し思い出しながら10代の頃に戻って行く。あの時代の記憶が懐かしくも青臭く思い出される4篇の物語。自分の時間と重ねながら読んでみてはいかがでせう?
(2010年11月14日)
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商品内容
要旨 |
重なりあい、どこまでも柔らかく広がる四つの旋律。眩しくて切なくてなつかしい、ガールズストーリー。 |
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出版社 商品紹介 |
鼓笛隊の“おちこぼれ”ピアニカ組。練習場所は第二音楽室。あのころ屋上教室には特別な時間が流れていた。 |
おすすめコメント
4年ぶり待望の新作は2ヶ月連続刊行の中・短篇集。ノスタルジィの匂い漂う音楽を巡る物語をあわせて5篇お届けします。第1弾となる本書4人の語り手は少女たち。表題作は、鼓笛隊のおちこぼれ組が過ごした短くて幸福な夢みたいな時間のスケッチ。他初恋以前の気分が甘酸っぱい「デュエット」、リコーダーアンサンブルのハーモニーの美しさを封じ込めた「FOUR」、軽音部の繊細な友情を鮮やかに描く「裸樹」と傑作揃いのカルテットとなりました。