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20世紀を語る音楽 1

出版社名 みすず書房
出版年月 2010年11月
ISBNコード 978-4-622-07572-1
4-622-07572-5
税込価格 4,400円
頁数・縦 320,30P 22cm
シリーズ名 20世紀を語る音楽

商品内容

要旨

R・シュトウラス『サロメ』初演の日、過去と未来が衝突し数世紀が一夜にして過ぎ去った。シェーンベルクは引き返せない一歩を踏み出す。クラシック音楽はどこへ向かったのか。複雑な系譜を一望。各国絶賛の圧巻の音楽史。待望の邦訳。全米批評家協会賞ほか受賞の注目の音楽批評家による記念碑的デビュー作。

目次

第1部 一九〇〇‐一九三三年(黄金時代―シュトラウス、マーラー、そして世紀末
ファウスト博士―シェーンベルク、ドビュッシー、そして無調
大地の踊り―“祭典”、民衆、ル・ジャズ
見えない人間―アイヴズからエリントンまでのアメリカの作曲家たち
森から現れる霊―ジャン・シベリウスの孤独
網を張る町―二〇年代のベルリン)
第2部 一九三三‐一九四五年(恐怖の芸術―スターリン時代のロシアの音楽
万人のための音楽―F・ルーズヴェルト時代のアメリカの音楽)

出版社
商品紹介

世紀末マーラー、シュトラウスの興隆から、サティー、ショスタコ、武満まで、20世紀音楽を語りつくす。(2)も発売。

著者紹介

ロス,アレックス (ロス,アレックス)   Ross,Alex
1968年ワシントンDC生まれ。作曲家を目指すが、ハーヴァード大学在学中に書き始めた評論が評価され、卒業後は音楽雑誌や『ニューヨーク・タイムズ』紙などに音楽評を寄稿し、1996年からは『ニューヨーカー』誌の音楽批評を担当。音楽批評家としての受賞多数(ASCAP Deems Taylor Awards for music criticism,Holtzbrink Fellowship、Fleck Fellowship、Letter of Distinction from the American Music Center)
柿沼 敏江 (カキヌマ トシエ)  
国立音楽大学楽理科、お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修士課程修了。カリフォルニア大学サンディエゴ校音楽学部博士課程修了。1989年、ハリー・パーチの研究でPh.D.を取得。現在、京都市立芸術大学音楽学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)