• 本

幕末のロビンソン 開国前後の太平洋漂流(ロビンソン・クルーソー・ゲーム)

出版社名 弦書房
出版年月 2010年11月
ISBNコード 978-4-86329-050-1
4-86329-050-0
税込価格 2,420円
頁数・縦 330P 19cm

商品内容

要旨

帰れなかったのか、帰らなかったのか…不可避的漂流者から意図的漂流者へ―激動の時代、歴史に振り回されながら、太平洋上でまた異国で、必死に運命を切り開き、生き抜いた、幕末の漂流者たちの哀しく雄々しい壮絶なドラマ。

目次

開国前―意図せざる漂流者(帰れなかったロビンソンたち―寿三郎と庄蔵の書簡(一八三七)
島原太吉メキシコ漂流記―帰らなかった漂民との分かれ目(一八四一‐四六)
モンゴロイドは黒潮によってロビンソンする―ラナルド・マクドナルド(一八四八)
万次郎異聞―不可避的漂流者から意図的漂流者へ(一八四一‐五十)
黒船に漂着してしまった仙太郎―日本最初のパブテスト信者(一八五三))
開国後―意図する漂流者(黒船漂着に失敗したジャパニーズ・ロビンソン、吉田松陰漂流記(一八五四‐五九)
成功したジャパニーズ・ロビンソン、新島襄渡航記(一八六四)
「ジャパニーズ・ロビンソン・クルーソー」を名乗った、小谷部全一郎(一八八八))

著者紹介

岩尾 龍太郎 (イワオ リュウタロウ)  
1952年福岡市生まれ。1977年東京大学人文科学研究科博士課程修了、西南学院大学国際文化学部教授を務め、2010年9月10日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)