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父と娘の往復書簡

文春文庫 ま26−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2011年1月
ISBNコード 978-4-16-780118-2
4-16-780118-3
税込価格 607円
頁数・縦 268P 16cm

商品内容

要旨

梨園の親子であり、舞台人でもある松本幸四郎と松たか子。2年にわたり交わした往復書簡で、父は若き日を語り、娘は両親への想いを素直に伝える。歌舞伎に現代劇にと幅広い活躍を続けてきた父と実力派女優として階段を駆け上がる娘による演劇論も魅力。その間に迎えた「嫁ぐ日」を巡る言葉が胸に迫る、清冽で真摯な24通の手紙。

目次

プロローグ
父から娘へ
娘から父へ
友について
余韻
送り盆の夕に
私の居る「場所」
ミニ幸四郎?
ある少女のこと
いじめについて〔ほか〕

著者紹介

松本 幸四郎 (マツモト コウシロウ)  
1942年東京生まれ。81年九代目松本幸四郎を襲名。歌舞伎の他、現代劇やミュージカルの舞台でも活躍。「勧進帳」弁慶役で1000回、全国47都道府県上演達成。ブロードウエイで「ラ・マンチャの男」、ウエストエンドで「王様と私」を全編英語で単独主演。「ラ・マンチャの男」では出演1100回を記録している。毎日芸術賞、読売演劇大賞最優秀男優賞、菊池寛賞など受賞多数。日本芸術院会員
松 たか子 (マツ タカコ)  
1977年東京生まれ。93年歌舞伎座「人情噺文七元結」で初舞台を踏んで以降、人気ドラマや映画で活躍。97年から音楽活動も開始。映画「ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜」(2009年)で第33回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞ほか映画賞多数受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)