• 本

遅咲き偉人伝 人生後半に輝いた日本人

出版社名 PHPエディターズ・グループ
出版年月 2010年12月
ISBNコード 978-4-569-79319-1
4-569-79319-3
税込価格 1,760円
頁数・縦 238P 19cm

商品内容

要旨

松本清張、大山康晴、森鴎外、新田次郎…遅咲きの偉人に見る生き方の知恵。

目次

多彩型(松本清張―幅の広さと奥の深さと圧倒的な仕事量で時代に屹立した大小説家
森繁久彌―たゆまぬ研鑽で時代とともに成長を続け大きく花開いた国民俳優 ほか)
一筋型(牧野富太郎―植物学という一つのテーマに人生のすべてをかけた世界的学者
大山康晴―絶頂からの陥落後、時間をかけて再起を果たした燻し銀の天才棋士 ほか)
脱皮型(徳富蘇峰―五十五歳から三十四年をかけて世界最大の著作を完成させた歴史思想家
寺山修司―年齢を重ねるほど、より華麗な大輪の花を咲かせた早世の天才表現者 ほか)
二足型(森鴎外―昼は陸軍軍医、夜は小説家としての両輪で生き切った明治の大文豪
新田次郎―役人と作家、二つの道を歩みながら優れた小説家として大成した仕事師 ほか)

出版社
商品紹介

「もう年だ」と思うなかれ。遅い出発からの成功者、不遇を乗り越えた人など、人生後半で輝いた人たちの生涯を紹介する。

おすすめコメント

広く影響を与える人は偉大な人だ。そして広く深く影響を与える人は、もっと偉大な人だ。さらに広く深く、そして長く影響を与える人はもっとも偉大な人である。この本で取り上げた偉人に共通するのは、「死して朽ちず」、つまり素晴らしい業績をあげた人物が醸した香りが、後の世の人にも影響を与え続けていることである。長寿社会は遅咲きの時代である。これからの時代、人生後半の人々の中から、様々な分野でスターが生まれてくるだろう。そういった時代を生きる上で、この本で取り上げた遅咲きの偉人たちの生き方、仕事ぶりは大いに参考になるだろう。

著者紹介

久恒 啓一 (ヒサツネ ケイイチ)  
多摩大学経営情報学部教授。多摩大学総合研究所所長。宮城大学名誉教授。NPO法人知的生産の技術研究会理事長。1950年大分県中津市生まれ。九州大学を卒業後、日本航空(株)入社。広報課長などを経て早期退職し、1997年宮城大学教授に就任。2004年より中国・吉林大学客員教授を兼務。2008年度より現職。「図解コミュニケーションが世界を変える」と提唱し、その方法論をまとめた『図で考える人は仕事ができる』(日本経済新聞社)はベストセラーになった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)