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ギターと出会った日本人たち 近代日本の西洋音楽受容史

出版社名 ヤマハミュージックメディア
出版年月 2011年1月
ISBNコード 978-4-636-85310-0
4-636-85310-5
税込価格 2,200円
頁数・縦 190,8P 20cm

商品内容

要旨

黒船とともにやってきた西洋の響き。花開いたニッポンのギター音楽。

目次

第1章 ギター渡来前史
第2章 西洋音楽が街にやってきた
第3章 ギターに魅せられた人々と、セゴビアの奇跡
第4章 武井守成とマンドリン・オーケストラ
第5章 幻のギタリスト池上冨久一郎
第6章 大河原義衛の早すぎた死と、沢口忠左衛門
第7章 小倉俊と中野二郎の執念と、その成果
第8章 戦争で失われた未来と、新たに芽吹いた響き

おすすめコメント

三味線がギターに変わった日ギターは黒船とともにやってきた。ギターが、明治時代にはじめて日本に伝わり、根付いていくまでの様子を描く。当時の貴重な歴史はもちろん、行なわれたコンサートや残されている書物・手紙などから先人たちの心の動きまでも読み取れる一冊。さらに近代日本の西洋音楽史についてもふれ、ギター史と西洋音楽史の両方にとって貴重な本。日本人にとって「三味線がギターに変わった日」。

著者紹介

竹内 貴久雄 (タケウチ キクオ)  
音楽文化史家、音楽評論家、書籍編集者。1949年生まれ。詳細な調査を行なって解説したCD『黎明期の日本ギター曲集』(演奏:山下和仁、日本クラウン)が文化庁主催芸術祭大賞を受賞して以来、近代日本の西洋音楽受容史に深く関心を持って研究を続けている。レコード・CDコレクターとしても著名で、その収集の成果は、演奏スタイルの変遷を踏まえたクラシック音楽評論として、独自の視点を示している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)