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比較制度分析・入門

出版社名 有斐閣
出版年月 2010年12月
ISBNコード 978-4-641-16364-5
4-641-16364-2
税込価格 3,300円
頁数・縦 350P 22cm

商品内容

要旨

社会や経済のパフォーマンスを規定する制度は、時と場所に応じて工夫され、多様性を帯びる。それらのさまざまな経済制度を比較する道具を身につけ、現実の経済はどのように分析できるのか、応用の入口まで示す、新しい入門テキスト。

目次

第1部 比較制度分析とは何か―制度の経済学の考え方(制度とは何か―制度変化を考えるために
組織の経済学
制度の歴史分析)
第2部 制度分析の道具を身につける―経済学的基礎(ゲーム理論の基礎
契約の経済理論(1)情報とインセンティブ
契約の経済理論(2)不完備契約)
第3部 制度を分析する―比較制度分析の応用(垂直的な企業間関係―自動車産業における部品取引の分析
産業集積の組織―桐生織物業における織元と賃機の取引関係
現代の内部労働市場―雇用慣行とインセンティブ設計
多次元的な仕事と誘因の制御―20世紀初頭における近代製糸業の経験
コーポレートファイナンス―資金調達とガバナンス
金融システムの歴史分析―戦前日本の「関係融資」
政府間の財政制度―国と地方の補助金契約とインセンティブ問題
財政システムの歴史分析―明治憲法体制の光と影)

出版社
商品紹介

経済の効率を規定する制度とは。その仕組みを探る道具としての基礎理論(ゲーム理論、契約理論)から応用の入口まで示す入門書。

著者紹介

中林 真幸 (ナカバヤシ マサキ)  
東京大学社会科学研究所准教授。1969年生まれ
石黒 真吾 (イシグロ シンゴ)  
大阪大学大学院経済学研究科教授。1969年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)