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闘う!ウイルス・バスターズ 最先端医学からの挑戦

朝日新書 276

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2011年1月
ISBNコード 978-4-02-273376-4
4-02-273376-4
税込価格 858円
頁数・縦 262P 18cm

商品内容

要旨

人類の脅威、ウイルスを追いつめるウイルス・バスターズ!世界のトップ研究者たちの闘いとは!?鳥インフルエンザ、SARS(サーズ)、HIV(エイズ)―次々と登場する恐るべき感染症。ナノメートル(100万分の1ミリ)単位の微細な敵に最先端の学者は、日々、大いなる挑戦を続けている!ロベルト・コッホ賞受賞の世界の権威と、気鋭の女性研究者が、闘いのすべてを明かす。

目次

1部 ウイルス研究と政治の影(CIAのバイオテロ対策と「遺伝資産」
新型インフルエンザとの闘い)
2部 ウイルス研究の現場で(敵の正体を探れ―実験室の挑戦
スペイン風邪ウイルスの復元
「微生物の狩人」―フィールド調査と電子顕微鏡
ウイルス学者ってどんな人?)
3部 連続対談 最前線の学者・対策担当者に聞く(境政人さん(農林水産省動物医薬品検査所長)―口蹄疫と闘う!
満屋裕明さん(熊本大学教授)―世界初!エイズ治療薬を開発
大槻公一さん(京都産業大学鳥インフルエンザ研究センター長)―鳥インフルエンザ対策の第一人者)

おすすめコメント

鳥インフルエンザ、エボラ出血熱、エイズ(HIV)――人類を脅かすウイルスに、最前線の研究者はどう立ち向かっているのか? 予防ワクチンの開発は? バイオテロの危険は? ロベルト・コッホ賞を受賞した世界的権威と気鋭の学者が、わかりやすく解説。

著者紹介

河岡 義裕 (カワオカ ヨシヒロ)  
1955年、神戸市生まれ。北海道大学獣医学部卒業。米ウイスコンシン大学獣医学部教授などを経て、東京大学医科学研究所ウイルス感染分野教授、同感染症国際研究センター長。06年、インフルエンザウイルスの研究でロベルト・コッホ賞を受賞
渡辺 登喜子 (ワタナベ トキコ)  
2002年、北海道大学大学院獣医学研究科博士課程修了。米ウイスコンシン大学分子ウイルス学研究所・博士研究員などを経て、科学技術振興機構ERATO河岡感染宿主応答ネットワークプロジェクト・グループリーダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)