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迷える者の禅修行 ドイツ人住職が見た日本仏教

新潮新書 404

出版社名 新潮社
出版年月 2011年1月
ISBNコード 978-4-10-610404-6
4-10-610404-0
税込価格 924円
頁数・縦 255P 18cm

商品内容

要旨

「お坊さんになって悟りたい!」―。悩めるドイツ人青年の危機を救ったのは、祖国で出会った坐禅だった。出家の覚悟を決めて来日するも、そこで見たものは、この国の仏教のトホホな姿。算盤を弾くばかりの住職、軍隊のような禅堂、仏教に無関心な世間…。失望と流転の末、ようやく辿り着いた理想の修行は、小さな山寺での自給自足・坐禅三昧の生活だった。日本人が忘れた「一瞬を生きる意味」を問う、修行奮闘記。

目次

第1章 ドイツで仏教と出会う
第2章 憧れの修行生活
第3章 出家はしたけれど…
第4章 京都てなもんや禅寺修行
第5章 師匠との決別
第6章 ホームレス雲水
第7章 大人の修行

著者紹介

ネルケ 無方 (ネルケ ムホウ)  
1968年ドイツ生まれ。禅僧。兵庫県にある曹洞宗・安泰寺住職。高校時代に坐禅と出会い、仏道を志す。1993年、安泰寺にて出家得度。京都の名刹や大阪城公園でのホームレス修行生活などを経て、2002年から現職。檀家ゼロ、自給自足、坐禅三昧の修行生活をおくっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)