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松田優作と七人の作家たち 『探偵物語』のミステリ

出版社名 弦書房
出版年月 2011年2月
ISBNコード 978-4-86329-055-6
4-86329-055-1
税込価格 2,420円
頁数・縦 270P 19cm

商品内容

要旨

個性豊かな脚本から生まれた『探偵物語』の中で、松田優作が語りかけようとしたものは何か―全27話に凝縮された1979〜80年という時代の貌を読み解き、魅力の真相に迫る。

目次

第1章 佐治乾―ヤクザとポルノと街の仲間
第2章 丸山昇一―ハートボイルドの原点
第3章 那須真智子―母と娘の物語
第4章 柏原寛司―江戸っ子のケレンとハードボイルド
第5章 内田栄一―マイノリティから見た「この社会」
第6章 宮田雪―共同体の破壊と再生
第7章 小鷹信光(キャラクター造形、原案小説)―自作自演の固茹で玉子
第8章 松田優作=工藤俊作の身体

出版社・メーカーコメント

あの人気テレビドラマ『探偵物語』の魅力の真相に迫る。個性豊かな脚本から生まれた名セリフの意味が、1979年?80年という時代を読み解くことで見えてくる。全27話の中で、松田優作が語りかけようとしたものは何か―そのミステリを解き明かそうと試みた一冊。

著者紹介

李 建志 (リ ケンジ)  
1969年、東京生まれ。本籍は韓国済州島。専門は、朝鮮文学朝鮮文化・比較文学比較文化。東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退。京都ノートルダム女子大学専任講師、県立広島女子大学助教授、県立広島大学(県立三大学統合による)助教授・准教授を経て、2010年9月より関西学院大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)