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深読みシェイクスピア

新潮選書

出版社名 新潮社
出版年月 2011年2月
ISBNコード 978-4-10-603672-9
4-10-603672-X
税込価格 1,320円
頁数・縦 271P 20cm

商品内容

要旨

坪内逍遙以来、男たちはジュリエットの娘ごころをどう訳してきたのか?マクベス夫妻の絆はいつ断ち切られたか?シェイクスピアで一番感動的な台詞とは何だろう。蒼井優の疑問に答え、松たか子の解釈に教えられ、唐沢寿明の演技に目をみはる。シェイクスピア個人全訳に取り組み、稽古場に日参する翻訳家が、演劇の魅力を深く平易に語り尽した快著。

目次

第1章 ポローニアスを鏡として―『ハムレット』
第2章 処女作はいかに書かれたか―『ヘンリー六世』三部作
第3章 シェイクスピアで一番感動的な台詞―『リア王』
第4章 男、女、言葉―『ロミオとジュリエット』『オセロー』
第5章 他愛もない喜劇の裏で―『恋の骨折り損』
第6章 日本語訳を英訳すると…―『夏の夜の夢』
第7章 嫉妬、そして信じる力―『冬物語』
第8章 言葉の劇―『マクベス』

出版社
商品紹介

オフィーリアは本当に“noble”か。ジュリエットはなぜロミオを「あなた」と呼ばないのか。マクベス夫妻の“we”の謎とは?

著者紹介

松岡 和子 (マツオカ カズコ)  
1942年、旧満州新京(長春)生まれ。東京女子大学英文科卒業。東京大学大学院修士課程修了。翻訳家・演劇評論家。1996年からシェイクスピア戯曲の個人全訳に取り組み、その新訳を用いた蜷川幸雄演出による舞台上演が話題を呼んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)