• 本

諜報の天才杉原千畝

新潮選書

出版社名 新潮社
出版年月 2011年2月
ISBNコード 978-4-10-603673-6
4-10-603673-8
税込価格 1,320円
頁数・縦 213P 20cm

商品内容

要旨

国難をいち早く察知する驚異の諜報能力。この男にソ連は震えあがり、ユダヤ系情報ネットワークは危険を顧みず献身した―。日本の「耳」として戦火のヨーロッパを駆けずり回った情報士官の、失われたジグソーパズル。ミステリアスな外交電報の山にメスを入れ、厖大なピースを70年ぶりに完成させた本邦初の快挙。日本が忘れ去った英知の凡てがここにある。

目次

プロローグ 杉原の耳は長かった
第1章 インテリジェンス・オフィサー誕生す
第2章 満洲国外交部と北満鉄道譲渡交渉
第3章 ソ連入国拒否という謎
第4章 バルト海のほとりへ
第5章 リトアニア諜報網
第6章 「命のヴィザ」の謎に迫る
第7章 凄腕外交官の真骨頂
エピローグ インテリジェンス・オフィサーの無念

出版社
商品紹介

国難を逸早く察知する驚異の諜報能力。この男にソ連は震え、ユダヤ情報網は危険を顧ず協力した。命のビザにインテリジェンスのメスを入れた傑作人物伝。

おすすめコメント

インテリジェンスの視点で「命のビザ」を検証すると、従来の杉原像が激変した!国難を逸早く察知する驚異の諜報能力。この男にソ連は震え、ユダヤ系情報網は危険を顧みず献身した――。日本の「耳」として戦火の欧州を駆回った情報士官の失われたジグソーパズル。ミステリアスな外交電報の山にメスを入れ、厖大なピースを70年ぶりに完成させた本邦初の快挙。日本が忘れ去った英知の凡てがここにある。

著者紹介

白石 仁章 (シライシ マサアキ)  
1963年、東京生まれ。上智大学大学院史学専攻博士課程修了。在学中の1989年より、外務省外交史料館に勤務し、現在に至る。東京国際大学および慶應義塾大学大学院で教鞭を執っている。外交史とインテリジェンス・システム論が専門。特に杉原千畝研究は、大学在籍中からのテーマである(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)