• 本

はじめて出会う生命倫理

有斐閣アルマ Interest

出版社名 有斐閣
出版年月 2011年3月
ISBNコード 978-4-641-12420-2
4-641-12420-5
税込価格 2,090円
頁数・縦 321P 19cm

商品内容

要旨

科学や医療の進歩により、「いのち」をめぐる問題はかつてないほど複雑になっている。「正解」を見つけにくい問いの前で、それでも考えることをやめないために、生命倫理学が蓄積してきた「考えるための道具・すじ道」とは。

目次

答えの出ないことを考え続けるために―生命倫理学という学問
生命倫理はどこから来て、どこへ向かうのか?―生命倫理の歴史と日本への導入
身体から切り離された精子・卵子・受精卵―生殖補助技術が問いかける親子の絆
選ぶ技術・選ぶ人―出生前診断のもたらす問い
「夢の技術」を立ち止まって考える―再生医療
知りたいのはどんな情報ですか?―診療と研究参加のインフォームド・コンセント
患者主体の医療―難病ALSの立場から
「老いて介護されること」とは―介護される者の自己決定
最期まで生きるために―ホスピス・緩和ケアの現場から
「自分らしく、人間らしく」死にたい?―安楽死・尊厳死
人の死をめぐるジレンマ
医は仁術?算術?
強く・美しく・賢く・健康に?
人間はどこまで機械なのか
軍事医学研究はどこまで特殊か

出版社
商品紹介

医療や技術の進歩により複雑化する「命をめぐる問題」にどのように向き合うか。生命倫理に初めてふれる人のための入門テキスト。

著者紹介

玉井 真理子 (タマイ マリコ)  
信州大学医学部准教授。専攻は心理学
大谷 いづみ (オオタニ イズミ)  
立命館大学産業社会学部教授。専攻は生命倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)