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現代生物科学入門 5

免疫・感染生物学

出版社名 岩波書店
出版年月 2011年3月
ISBNコード 978-4-00-006965-6
4-00-006965-9
税込価格 3,520円
頁数・縦 204P 22cm
シリーズ名 現代生物科学入門

商品内容

要旨

感染現象は、一種の自然生態系だ。宿主に侵入・定着そして伝播するウイルスや細菌と、それらを防御する宿主の側が、抜きつ抜かれつの巧妙な相互作用を繰り広げている。本書は豊富な具体例とともに、微生物の感染・宿主の免疫それぞれの分子機構、さらには免疫システムの進化に迫り、感染現象の包括的な理解をめざす。

目次

1 ウイルスと感染(ウイルスとは
ウイルス研究の流れ ほか)
2 細菌と感染(微生物としての細菌
細菌の基本構造と生物活性 ほか)
3 免疫システム(免疫とは何か
免疫系は自己と非自己を区別するシステム ほか)
4 病原体と感染防御(感染の検知
炎症の誘起と自然免疫反応による感染体の処理 ほか)
5 免疫システムの由来と成り立ち(適応免疫システムと自然免疫システム
ヒトの適応免疫システムの基本型はいつ誕生したのか ほか)

著者紹介

小安 重夫 (コヤス シゲオ)  
慶應義塾大学医学部教授。専門は、免疫学、細胞生物学
野本 明男 (ノモト アキオ)  
(財)微生物化学研究会微生物化学研究所長。専門は、ウイルス学、微生物学
光山 正雄 (ミツヤマ マサオ)  
京都大学大学院医学研究科教授。専門は、細菌学、感染免疫学
谷口 克 (タニグチ マサル)  
(独)理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センター長、千葉大学名誉教授。専門は、免疫学
笠原 正典 (カサハラ マサノリ)  
北海道大学大学院医学研究科教授。専門は、免疫学、病理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)