この世で一番大切な日 心温まる31の誕生日ストーリー
| 出版社名 | サンクチュアリ・パブリッシング |
|---|---|
| 出版年月 | 2011年4月 |
| ISBNコード |
978-4-86113-955-0
(4-86113-955-4) |
| 税込価格 | 1,320円 |
| 頁数・縦 | 237P 19cm |
商品内容
| 要旨 |
“おばあちゃんと食べた思い出のお寿司”。“しわくちゃになるまで大切にしていた肩たたき券”。“カメラを質に入れて精一杯のお誕生日会”など31編。 |
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| 目次 |
見知らぬおじさん |



おすすめコメント
”誕生日で泣いたこと、ありますか?全国から寄せられた、誕生日にまつわる感動エピソードの数々が、1冊の本になりました。人を愛することの大切さを気づかせてくれる本です。 ■見知らぬおじさん <前略> 離婚するとき、私は妻と2つの約束をした。ひとつは年に一度、娘の誕生日だけは会いにきてもいいということ。もうひとつは、そのときに自分が父親であるという事実を娘には明かさないでほしいということ。自分が父親だということを言えない。それは私にとってつらい決まり事ではあったが、娘にとってはそれが最良の選択だあることもわかっている。年に一度、娘の誕生日を一緒に祝えるだけでも感謝しないといけない。それ以来、娘の誕生日にはプレゼントを買い、ふだんは着ないスーツを着て母子に会いにいった。元妻は私のことを「遠い親戚のおじさん」と紹介した。娘も冗談なのかなんなのか私のことを「見知らぬおじさん」と呼んだ。 <中略> 娘が小学校にあがる年のことだ。例年通り私がスーツを着てプレゼントを持って母子のもとを訪れると、元妻から「もう会いに来るのは最後にしてほしい」と言われた。そろそろいろんなことを理解してしまう歳だからと。それが理由だという。私にはわかっていた。新しいことがはじまろうとしているのだ。娘にもやがて一緒に誕生日を祝う同級生ができるだろう。元妻は、再婚を考えているかもしれない。そんなところに”見知らぬおじさん”がいてはいけない…