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神話論理の思想 レヴィ=ストロースとその双子たち

出版社名 みすず書房
出版年月 2011年4月
ISBNコード 978-4-622-07598-1
4-622-07598-9
税込価格 3,850円
頁数・縦 321,17P 20cm

商品内容

要旨

類似するが完全には同化することのない「双子の不可能性」を南北アメリカ先住民は神話で語った。浩瀚な主著『神話論理』の全巻を精細に読み込む。ブリコラージュとは、歴史とは、他者の到来を俟つとは。色鮮やかに照らすレヴィ=ストロース思想のバラ窓。

目次

第1部 『神話論理』を読む(生成する中空―1『生のものと火を通したもの』2『蜜から灰へ』
関係の関係性という旅―3『食卓作法の起源』
山分けの時空―4『裸の人』1・2
眼と精神―「終曲」から
神話が染み込み、火花を散らす―「序曲」へ)
第2部 『神話論理』の問題系(距離への配慮
パララックス
他者のための空洞)

出版社
商品紹介

主著『神話論理』四部作を中心に主要著作の精細な読み解きからレヴィ=ストロース思想理解の核心へ迫る渾身のレヴィ=ストロース論。

著者紹介

出口 顯 (デグチ アキラ)  
1957年生まれ、松江市出身。筑波大学比較文化学類卒業。東京都立大学大学院社会科学研究科修士課程修了、同大学大学院博士課程退学。島根大学法文学部助手、助教授をへて、2000年より同大学同学部教授。博士(文学)。文化人類学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)