将軍側近柳沢吉保 いかにして悪名は作られたか
新潮新書 419
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2011年5月 |
ISBNコード |
978-4-10-610419-0
(4-10-610419-9) |
税込価格 | 770円 |
頁数・縦 | 205P 18cm |
商品内容
要旨 |
天下取りの野望を胸に秘め、将軍を女色で籠絡するなど、小説やドラマで典型的な悪役に描かれる柳沢吉保。しかし、史料を丹念に読み込むと、見えてくるのは意外な実像だった。将軍という最高権力者の周囲に絶えず渦巻く、追従、羨望、嫉妬、憎悪…。将軍の最も側近くで仕えた吉保にとっては、悪名は宿命だったのか。将軍とその側近の実像に迫りながら、「武」から「文」への転換期の政治と権力の姿を鮮やかに描き出す。 |
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目次 |
プロローグ―なぜ「柳沢吉保」なのか? |
おすすめコメント
奸臣か忠臣か。史料を駆使してその実像に迫る。天下取りの野望を胸に秘め、将軍を女色で籠絡するなど、小説やドラマで典型的な悪役に描かれる柳沢吉保。しかし、史料を丹念に読み込むと、見えてくるのは意外な実像だった。将軍という最高権力者の周囲に絶えず渦巻く、追従、羨望、嫉妬、憎悪……。将軍の最も側近くで仕えた吉保にとっては、悪名は宿命だったのか。将軍とその側近の実像に迫りながら、「武」から「文」への転換期の政治と権力の姿を鮮やかに描き出す。