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はじめて学ぶ宗教 自分で考えたい人のために

出版社名 有斐閣
出版年月 2011年5月
ISBNコード 978-4-641-17377-4
4-641-17377-X
税込価格 2,090円
頁数・縦 263P 19cm

商品内容

要旨

混迷と不安のさなかにある21世紀の現在、未来の社会や生き方をしっかりと考えていくためにも、人類の歴史を深いところから突き動かしてきた「宗教」という現象を理解することが不可欠となる。本書は、宗教が持つ「力」―その可能性と問題点の両方を、わかりやすく、明確に解き明かした。暴力、言葉、社会、信仰、回心、日本の宗教、ガンジー、宮沢賢治、矢部喜好、柳宗悦など、豊富で具体的な事例があげられている。

目次

序章 「宗教」とは何かを考える
第1章 宗教と暴力―苦難・救済・非暴力主義
第2章 神話と聖典の言葉―宗教的言語世界にアプローチするためのヒント
第3章 宗教と社会―カルトとの遭遇
第4章 宗教から信仰へ―矢部喜好の良心的兵役拒否をめぐって
第5章 日本人と宗教―「ヒトガミ」の物語

出版社
商品紹介

いかに生きるかという問いを忘れずに,現実社会との関わりを重んじながら,しかし冷静に自分の頭で宗教について考えるための書。

著者紹介

岡田 典夫 (オカダ ノリオ)  
茨城キリスト教大学名誉教授。専攻は近代日本教育思想史
小澤 浩 (コザワ ヒロシ)  
前・富山大学教授。専攻は日本近代民衆宗教史、思想史
櫻井 義秀 (サクライ ヨシヒデ)  
北海道大学大学院文学研究科教授。専攻は宗教社会学、タイ・東アジアの宗教
島薗 進 (シマゾノ ススム)  
東京大学大学院人文社会系研究科教授。専攻は宗教学、近代日本宗教史、死生学
中村 圭志 (ナカムラ ケイシ)  
編集、翻訳、著述業。専攻は宗教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)