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日本の情報通信産業史 2つの世界から1つの世界へ

出版社名 有斐閣
出版年月 2011年5月
ISBNコード 978-4-641-16377-5
4-641-16377-4
税込価格 3,080円
頁数・縦 350P 22cm

商品内容

要旨

情報と通信はいかに融合したのか?いま「生活」の道具となり普及しているコンピュータは、かつては「仕事」の道具であった。いくつもの壁を乗り越え、情報処理と通信技術が融合し1つの世界を実現した過程を明らかにする。

目次

第1部 通史篇(2つの世界―通信とコンピュータ
出会いと融合―コンピュータと通信のクロスロード
拡張と浸透:パソコンの登場とデジタル通信網の構築―1980〜96年
1つの世界―インターネットによる情報処理と通信技術の結合)
第2部 ケース篇(国鉄の座席予約システム「マルス」―通信とコンピュータが融合した日本で最初の事例
鉄鉱業の生産情報システムの構築
高度経済成長期の流通業の情報化―国産小型機の導入
全国地方銀行協会のオンライン・システムの開発過程―1966〜68年
ヤマト運輸の情報化―1868〜93年)

出版社
商品紹介

戦後の初期の計算機から出発して、情報がやがて通信事業と融合する過程を描く通史。特徴的なトピックとなったケースも魅力的。

著者紹介

武田 晴人 (タケダ ハルヒト)  
東京大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)