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書きなおすナボコフ、読みなおすナボコフ

出版社名 研究社
出版年月 2011年6月
ISBNコード 978-4-327-47224-5
4-327-47224-7
税込価格 3,960円
頁数・縦 364P 20cm

商品内容

要旨

ウラジーミル・ナボコフは、ロシア語から英語へ、さらには英語からロシア語へと自作の翻訳を行った。また、全著作にわたって、ナボコフ的な主題の変奏を繰り返した。こうした終わりのない「書きなおし」あるいは「改訂」(revising)の作家であったナボコフを、従来の読み方を「改訂」すべく「読みなおし」てみようとするのが本書である。海外の一流研究者を集めて京都で開催された、国際ナボコフ学会での研究発表論文を中心に構成。『賜物』をめぐる沼野充義+若島正の対談を付す。附録、索引も充実。

目次

第1章 魅惑された狩人たち(『ロリータ』再訪―新たな注釈者として
「カスビームの床屋」再訪―いつも失敗する読者 ほか)
第2章 巨大な眼球(ナボコフの語りについて―「クリスマス」の誤訳から
『オネーギン』注釈から『青白い炎』までの道程―ナボコフとロトマンの注釈を比較しながら ほか)
第3章 未踏の地(「マドモワゼル・O」をめぐって―アダム・サールウェル『ミス・ハーバート』
「ほとんど完成しているが、ほんの一部だけ手直しされている」―ナボコフ作品における終わりなき改訂 ほか)
第4章 ロシアへの鍵(ナボコフとロシア文学史
亡霊ロシア詩人―一九三〇年代末から一九五〇年代初頭におけるウラジーミル・ナボコフの詩学と地位 ほか)
対談 沼野充義・若島正(ロシア語作家としてのナボコフ―『賜物』のベルリンから『ロリータ』のアメリカへ)

出版社
商品紹介

終わりのない「書きなおし」あるいは「改訂」の作家であったナボコフ。その従来の読み方を「改訂」し、「読みなおし」をはかる。

著者紹介

若島 正 (ワカシマ タダシ)  
1952年生まれ。京都大学大学院文学研究科教授
沼野 充義 (ヌマノ ミツヨシ)  
1954年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)