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正岡子規、従軍す

出版社名 平凡社
出版年月 2011年5月
ISBNコード 978-4-582-83515-1
4-582-83515-5
税込価格 2,860円
頁数・縦 351P 20cm

商品内容

文学賞情報

2011年 第24回 和辻哲郎文化賞・一般部門受賞

要旨

なぜ子規は病身でありながら、命を賭して、日清戦争の従軍記者となったのか?戦争体験は子規文学に何をもたらしたか?近代詩歌の巨星の、ターニング・ポイントの謎を照射する画期的論考。

目次

第1章 新時代明治の共同性を求めて
第2章 落第とベースボール
第3章 喀血と俳句、漱石との出会い
第4章 新聞記者・正岡子規の誕生
第5章 日清戦争と従軍報道
第6章 子規、従軍す
第7章 子規が体験した軍隊生活
第8章 子規の従軍報道
第9章 子規の従軍詩
第10章 帰国船上での人生のターニング・ポイント
第11章 失われた共同性を求めて

出版社
商品紹介

近代詩歌の革新者・子規。偉業の分岐点に闘病の引金となった日清戦争体験がある。なぜ彼は従軍したのか。「子規の戦争」を解読する。

著者紹介

末延 芳晴 (スエノブ ヨシハル)  
1942年生まれ。東京出身。評論家。東京大学文学部中国文学科卒業。同大学大学院修士課程中退。1973年から98年までニューヨーク在住、アメリカの現代芸術・文化についての取材・批評活動を展開。帰国後、その活動を永年あたためていた文芸評論にまで広げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)