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交趾

新潮文庫 さ−73−10 古着屋総兵衛影始末 第10巻

出版社名 新潮社
出版年月 2011年8月
ISBNコード 978-4-10-138044-5
4-10-138044-9
税込価格 737円
頁数・縦 398P 16cm

商品内容

要旨

琉球沖の大黒丸遭難で総兵衛以下、又三郎、駒吉など主だった人材を欠いた富沢町大黒屋を柳沢吉保の魔の手が襲う。その陰湿残忍な手口に身重の美雪はある決断を下す。一方、総兵衛は南洋の孤島で大黒丸の改造を果たし、針路を交趾(ベトナム)へ取った。かの地には寛永以前に多くの和人が渡航し、日本人町の記録もあるというのだが…。驚愕の新展開に胸が高鳴る不撓不屈の第十巻。

おすすめコメント

総兵衛不在! 大黒屋が危ない。驚愕の新展開に大興奮。大幅加筆の《決定版》全11巻。琉球沖の大黒丸遭難で総兵衛以下、又三郎、駒吉など主だった人材を欠いた富沢町大黒屋を柳沢吉保の魔の手が襲う。その陰湿残忍な手口に身重の美雪はある決断を下す。一方、総兵衛は南洋の孤島で大黒丸の改造を果たし、針路を交趾(ベトナム)へ取った。かの地には寛永以前に多くの和人が渡航し、日本人町の記録もあるというのだが……。驚愕の新展開に胸が高鳴る不撓不屈の第十巻。

著者紹介

佐伯 泰英 (サエキ ヤスヒデ)  
1942(昭和17)年、北九州市出身。日大芸術学部卒。映画・テレビCMの撮影助手を経て、’75年より、カメラマン、ノンフィクションライターとして活躍。’76年『闘牛』を発表。’81年『闘牛士エル・コルドベス一九六九年の叛乱』でドキュメント・ファイル大賞を受賞。’87年、初の小説『殺戮の夏コンドルは翔ぶ』を発表。以降、多数の国際謀略小説、ミステリ小説を執筆。’99(平成11)年、初の時代小説『密命』を発表。以降、時代小説の分野でも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)