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大泥棒 「忍びの弥三郎日記」に賊たちの技と人生を読む

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2011年6月
ISBNコード 978-4-492-04426-1
4-492-04426-4
税込価格 2,640円
頁数・縦 444P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 『賊』 『泥棒』でもなく『盗人』でもなく『賊』。 獄中で綴られた「忍びの弥三郎日記」を犯罪行動生態学の第一人者が読み解いたユニークな一冊。

    (2013年9月28日)

商品内容

要旨

誰を狙い、何を下見し、いつ、どう侵入するか?闇夜を駆け、密かに忍び込み、大金をせしめて逃げる。実在した伝説の大泥棒が、獄中で遺した6冊の日記があった。もう一人の大泥棒と犯罪学の権威で読み解く犯罪のメカニズム。「犯罪行動生態学」研究の第一人者が精魂を込めて書きあげた真摯な学術の書。犯罪者の心理と論理の側面から犯罪予防のあり方を提示する。

目次

第1章 「獄中日記」を読み解くにあたり
第2章 忍びの弥三郎の仮相と実相
第3章 犯罪発生の一般原理
第4章 探る
第5章 獲る
第6章 退散する
第7章 日記を読み終えて―読み手独白

出版社
商品紹介

「首相官邸でもやっただろう」(捜査一課)伝説の大泥棒が獄中で遺した日記を、現存する別の大泥棒と犯罪学の権威で読み解く。

著者紹介

清永 賢二 (キヨナガ ケンジ)  
1943年生まれ。東京学芸大学大学院修士課程修了。警察庁科学警察研究所防犯少年部環境研究室長および初代犯罪予防研究室長を経て、日本女子大学客員教授。その間に、日本女子大学教授、警察大学校、国税大学校、最高裁判所調査官研修所等で講師、法務省アジア極東犯罪防止研修所(初・上級クラス)研修員、東京大学客員教授、早稲田大学大学院法学専攻講師、ロンドン大学客員研究員、文部科学省資質の高い教員養成(GP)研究代表、科学技術振興機構(JST)研究代表等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)