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ユーロ・リスク

日経プレミアシリーズ 126

出版社名 日本経済新聞出版社
出版年月 2011年6月
ISBNコード 978-4-532-26126-9
4-532-26126-0
税込価格 979円
頁数・縦 203P 18cm

商品内容

要旨

ギリシャ、スペイン、ポルトガル―欧州で財政危機に瀕する国が続出している。共通通貨ユーロの採用国の財政基盤は安定しているのか。リスクの高低に応じてユーロ圏を三つのグループに分け、主要国の現状を概観するコンパクトでわかりやすい現代欧州入門。

目次

第1章 リスク別に分類されるユーロ圏(多様性に富んだユーロ圏
ユーロ圏を悩ます四つの問題国 ほか)
第2章 ユーロ圏を不安定にする「高リスク・グループ」(高リスク・グループの4カ国
欧州財政危機の震源地ギリシャ ほか)
第3章 「中リスク・グループ」の代表イタリアとベルギー(なぜイタリアとベルギーの長期金利は高リスク・グループより低いのか
他国に追随せずに財政赤字拡大を抑えたイタリア ほか)
第4章 ユーロ圏を支える「低リスク・グループ」(主流は経営収支黒字国
東西統一による困難を克服したドイツ ほか)
第5章 通貨ユーロとユーロ圏(ユーロの行方
財政危機を回避するためのメカニズム ほか)

著者紹介

白井 さゆり (シライ サユリ)  
日本銀行政策委員会審議委員。本名白井早由里。1963年生まれ、慶應義塾大学大学院修士課程修了、コロンビア大学大学院博士課程修了(Ph・D取得)。国際通貨基金(IMF)エコノミスト、慶應義塾大学総合政策学部教授等を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)