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献体 遺体を捧げる現場で何が行われているのか

tanQブックス 12

出版社名 技術評論社
出版年月 2011年7月
ISBNコード 978-4-7741-4699-7
4-7741-4699-4
税込価格 1,628円
頁数・縦 198P 19cm

商品内容

要旨

医療従事者の教育・研究のために、解剖体として遺体を捧げる「献体」。この献体を希望する人が増加し、密かに世間の注目を集めている。どうすれば身体を提供できるようになるのか?遺体はどのように解剖され、最後はどうなるのだろうか?デリケートなテーマだけに、語られることが少なかった献体。本書は、その現状を真正面から伝える初めての書籍である。

目次

第1章 献体をすること
第2章 献体者を見送る側―遺族の立場
第3章 献体者を受け入れる側―大学側の実務
第4章 遺体の扱い―解剖実習と学生
第5章 献体運動はどのように行われているのか
第6章 世界と日本の献体事情
第7章 日本における人体解剖と献体の歴史
第8章 世界における人体解剖の歴史

著者紹介

坂井 建雄 (サカイ タツオ)  
順天堂大学医学部教授(解剖学・生体構造科学)。1953年大阪府生まれ。1978年東京大学医学部医学科卒業。ハイデルベルク大学研究員、東京大学医学部解剖学助教授を経て、1990年から現職。主な研究・活動領域は、解剖学、腎臓と血管系の細胞生物学、献体と解剖学の普及、医学と解剖学の歴史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)