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日本の建築遺産12選 語りなおし日本建築史

とんぼの本

出版社名 新潮社
出版年月 2011年6月
ISBNコード 978-4-10-602220-3
4-10-602220-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 125P 22cm

商品内容

要旨

「日本建築とはいったい何か?」。1960年代にキャリアをスタートし、現代にいたるまで、半世紀にわたり世界の建築の最前線で活躍しながら、鋭い切り口の建築/文化批評を行なってきた建築家・磯崎新が、いまあらためて「日本建築」について語りなおす。古代から20世紀までの数多の名建築のなかから自ら選んだ12の「建築遺産」をとりあげ、「垂直の構築」と「水平の構築」という日本建築の二つの流れからその歴史を読みかえる。刺激的でまったくあたらしい、イソザキ流「日本建築史」のはじまりです。

目次

はじめに 「柱」と「架構」から日本建築史を読みかえる
1 神を感知するために
2 「柱」原理主義
3 のびゆく内部空間
4 二つのフリースタイル
5 テーマパークの近世
6 20世紀日本建築の到達点
おわりに 「やつし」の美学をめぐって

出版社
商品紹介

建築界の巨匠がいま、あらためて問い直す「日本建築」の面白さ――古代から20世紀まで、絶対に見ておきたい12の名建築を、「水平」と「垂直」のキーワードで解く。

著者紹介

磯崎 新 (イソザキ アラタ)  
建築家。1931年大分県生れ。東京大学工学部建築学科卒業。丹下健三研究室を経て1963年磯崎新アトリエ設立。代表作に「大分県立中央図書館」「ロサンゼルス現代美術館」「なら100年会館」「カタール国立コンベンションセンター」など。カリフォルニア大学、ハーバード大学ほかで客員教授を歴任、また多くの国際コンペ審査員をつとめる。国内外での設計活動の傍ら、建築批評を始めさまざまな領域で執筆/発言を行うほか、建築展・美術展など多彩な活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)