ナポレオンのエジプト 東方遠征に同行した科学者たちが遺したもの
出版社名 | 白揚社 |
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出版年月 | 2011年7月 |
ISBNコード |
978-4-8269-0162-8
(4-8269-0162-3) |
税込価格 | 3,080円 |
頁数・縦 | 365P 図版16P 20cm |
商品内容
要旨 |
皇帝のオリエントへの野望と遠征の果てに結実した大冊24巻の『エジプト誌』。ナポレオンと科学者たちは蜃気楼のように夢を追った。 |
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目次 |
将軍 |
おすすめコメント
1798年、ナポレオン率いるフランス軍がイギリスのインド航路を遮断すべくエジプトに侵攻。5万の兵が投入されたこの東方遠征には、151名もの民間知識人が同行していました。ナポレオンの呼びかけに応じた数学者、博物学者、医者、化学者、画家たちは、未知の大地の踏査研究に熱中しました。遺跡の発掘、ピラミッドやミイラのスケッチ、イスラム文化や風俗の研究……その成果は壮大な『エジプト誌』(全24巻・銅版画827点)に結実し、空前のエジプトブームを巻き起こします。大英博物館にある有名なロゼッタストーンを最初に発見したのも彼らでした。近代最初の西欧とイスラムの交流、そして科学・考古学上の発見を描く刺激的なノンフィクション。科学史や博物誌好きはもちろん、近代史や中東問題に関心のある方も楽しめる一冊です。