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日本の祭 笛・太鼓名曲集

出版社名 音楽之友社
出版年月 2011年7月
ISBNコード 978-4-276-78082-8
4-276-78082-9
税込価格 2,750円
頁数・縦 94P 26cm

商品内容

目次

姥神の祭囃子(北海道江差町)
祭礼御山参詣(青森県津軽地方岩木山周辺地域)
八戸えんぶり(青森県八戸市)
一日市盆踊り(秋田県八郎潟町)
遠野大工町太神楽(岩手県遠野市)
八木節(群馬県、栃木県、埼玉県)
秋父屋台囃子(埼玉県秩父地方)
弓ケ浜湊の祭太鼓(静岡県南伊豆町湊地区)
岸和田だんじり囃子(大阪府岸和田市)
阿波踊り(徳島県徳島市周辺)
壬生の花田植(広島県北広島町)
高千穂神楽(宮崎県高千穂町)
湯之尾神舞(鹿児島県伊佐町菱刈川北)

出版社・メーカーコメント

わたしたちにとってもっとも身近な日本の伝統音楽、それは祭囃子・神楽・風流踊りではないだろうか?多くの人々が祭に行った経験を持ち、笛や太鼓の音を耳にしているはずです。しかし、そんな身近な伝統音楽の楽譜も、これまでまとまった形で出版されることはありませんでした。全国各地に伝承されている芸能は口伝が基本。その内容を正確に捉え、伝承者以外の人々も演奏できるように五線譜に起こすことが、至難の業だったからだと思われる。著者は、日本の北から南まで、現地に足繁く通い、多くの伝承者のかたがたの協力を得て、本書を完成させた。現地から得た貴重な情報は、「それぞれの芸能についての解説」「実際の演奏形態を示したイラスト」「各曲の笛の運指、太鼓を打つバチの手順」など、随所に活かされ、本書の大きな特徴となっている。全国のアマチュアの組太鼓チームのレパートリーに、また中学・高校の和太鼓の授業やクラブ活動の教材として、大いに期待できる内容。そして、各地の本物の芸能の素晴らしさを感じてもらいたい。掲載曲の演奏を多数収めたCD「日本の祭 笛紀行」も、著者の自主制作レーベルから発売されています。(

著者紹介

村山 二朗 (ムラヤマ ジロウ)  
篠笛奏者・ミュージシャン。1968年に横浜に生まれる。篠笛による新しい演奏形態を求めてコンサート活動や他ジャンルとのセッションを行なう一方で、日本各地の神楽、祭囃子の調査・採集を重ねる。海外公演も多く、アジア・ヨーロッパ・アフリカ・アメリカなど、25カ国以上で篠笛の魅力を紹介。’89年に和太鼓集団「鼓童」のメンバーとしてプロデビュー。’91年に縄文・自然・祭をテーマにした自己バンド「レブンカムイ」を結成し、独自の和洋楽器混成スタイルを確立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)