風の中のマリア
講談社文庫 ひ43−3
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2011年7月 |
ISBNコード |
978-4-06-276921-1
(4-06-276921-2) |
税込価格 | 781円 |
頁数・縦 | 313P 15cm |
書店レビュー 総合おすすめ度: 全10件
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- SuperKaBoS 大和田店 (福井県福井市)
主人公は、オオスズメバチのマリア。この本に、人間は登場しません。
マリアの暮らす、オオスズメバチの帝国を舞台にした、マリアのわずか30日の一生を綴った一冊です。
規模が小さいと侮るなかれ。百田さんの文章力のなせる業でしょうか、開始数ページで、私たちも昆虫の世界に引きずり込まれます。
そこには壮大な昆虫たちの命のドラマがありました。
昆虫に詳しくなくても大丈夫!物語を理解するのに必要な情報も、分かりやすく説明されています。
楽しんで読めて、ちょっと物知りになれる、一石二鳥な本です。きっと誰かに喋りたくなるはず。
生物に興味のある方には、特にお勧めです。(2015年12月11日)
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- 明屋書店 宗像店 (福岡県宗像市)
主人公がオオスズメバチという一風変わった小説です。短い命ながらも、帝国のために生きるマリアの姿がドラマチックに描かれています。また、ハチの生態について学術的にも触れており、きっとハチに対する認識が変わるはずです。
(2013年12月6日)
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- 明屋書店 中央通店 (愛媛県松山市)
「私たちは何の為に生まれてきたの?」
自然という厳しさの中で生きることの使命。オオスズメバチ・マリアの一生が
胸を熱くさせます!
読み進めるうちにページをめくる手が止まらなくなること必至です!(2013年12月6日)
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- 明屋書店 伊加利店 (福岡県田川市)
オオスズメバチ達の物語。
自分たちの帝国を未来へ繋ぐために、全てを捧げて戦い続ける主人公マリアの熱い30日の一生は見るもの全てを感動させます。
百田先生により調べ上げられ生み出された臨場感あふれた描写が、読者を昆虫の世界に引き込みます。オニヤンマがスズメバチの天敵であることなど他の昆虫の生態についても学べます。
駆除のニュースで取り上げられることの多いオオスズメバチ達が、こんな一生を送っていたのかと考えさせられた1冊です。(2013年12月5日)
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- 明屋書店 中央町店 (大分県中津市)
虫の擬人化・・・?と安易な先入観を持って読んでいたら痛い目に遭いました!
読み進めるごとに引き込まれ、読者や物語の観客としてでなく、同じスズメバチの仲間としてストーリーを追うような感覚を味わいました。
マリアのひたむきな生き様を、どうぞおなたも伴走者として味わってください。(2013年12月5日)
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- 明屋書店 大洲店 (愛媛県大洲市)
主人公「マリア」とは何者なのか、は読み始めたらすぐに分かりますが、人間ではない彼らの生きる様も、我々となんら変わらずその世界の中で「マリア」の日々の営みがとても熱く、面白い読み物となっています。引き込まれる物語性は、作家百田尚樹のパワーを感じさせる一冊です。
(2013年12月5日)
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- 明屋書店 松前店 (愛媛県伊予郡松前町)
オオスズメバチであるマリアの一生は30日。その限られた命の中で壮絶な戦いを乗り越え、自らの使命を果たそうとするマリアの生き様に心を打たれること間違いなしです。
(2013年12月5日)
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- 明屋書店 西条本店 (愛媛県西条市)
まさか!!と最初に思わせるこの作品。
タイトルからオオスズメバチの話だとは想像もつきません。
オオスズメバチの帝国を舞台にしたこの作品。
まるで西洋を舞台にした話のように、話は進んでいきます。
物語でもあり、オオスズメバチの生態に基づいた科学的読み物のようでもあり、
読者に知識と面白さを与える作品です。(2013年12月5日)
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- 明屋書店 今宿店 (山口県周南市)
主人公が蜂!まさに蜂!虫が苦手な方にはおススメできません。
彼らが生きている様が目の前で展開しますので。
けれど、大丈夫、という方には是非読んで欲しい。
オオスズメバチの戦士として生まれたマリア。恋もせず、子も産まず、
ひたすらに戦い続ける。擬人化というレベルを超えて、
生きる、ということの熱さを感じさせてくれます。
それから主人公ではないですが、ニホンミツバチのまさに命をかけた戦いには
感涙必至です。(2013年11月18日)
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スズメバチの知られざる世界へ
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- 大地堂・ラ・ラ・ルー店 (茨城県潮来市)
ここ数年、ニュース番組で必ず放送されていつスズメバチ被害のニュース。夏の風物詩になりつつあります。
この本は、できればお近づきになりたくない彼らの物語です。
読んでしまったら、スズメバチが怖い虫からカッコイイ虫に変わること間違いなし!!(hori)(2013年7月15日)
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商品内容
要旨 |
命はわずか三十日。ここはオオスズメバチの帝国だ。晩夏、隆盛を極めた帝国に生まれた戦士、マリア。幼い妹たちと「偉大なる母」のため、恋もせず、子も産まず、命を燃やして戦い続ける。ある日出逢ったオスバチから告げられた自らの宿命。永遠に続くと思われた帝国に影が射し始める。著者の新たな代表作。 |
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おすすめコメント
命はたった三十日。戦うことに迷っている暇なんてない。『永遠の0(ゼロ)』と並ぶ、最高の感動作!命はわずか三十日。ここはオオスズメバチの帝国だ。晩夏、隆盛を極めた帝国に生まれた戦士、マリア。幼い妹たちと「偉大なる母」のため、恋もせず、子も産まず、命を燃やして戦い続ける。ある日出逢ったオスバチから告げられた自らの宿命。永遠に続くと思われた帝国に影が射し始める。著者の新たな代表作。私たちはただ務めを果たすだけ。ある日、突然やってくる終わりの日まで。ワーカー(ハタラキバチ)は、現代で働く女性のように。女王バチは、仕事と子育てに追われる母のように。この物語は、「たかがハチ」と切り捨てられない何かを持っている。「世界が広がるはずですよ」(養老孟司―解説より―)