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「放射能汚染水」「水不足」「水道停止」安全な水はどう確保する?

主婦の友新書 027

出版社名 主婦の友社
出版年月 2011年8月
ISBNコード 978-4-07-279077-9
4-07-279077-X
税込価格 880円
頁数・縦 191P 18cm

商品内容

要旨

2011年3月11日に発生した巨大地震と大津波は、水インフラに壊滅的な打撃を与えた。「空気と水はただ」「安全な水は蛇口をひねれば流れ出す」と考えていた日本人は、かつてない水の危機に直面している。安全な水を確保するために我々は何をすべきか、東日本大震災の惨状を検証した意欲作を緊急出版。

目次

第1章 震災後の水の危機(蛇口をひねっても水は出ない
水道水から出た放射性物質
家庭用浄水器は対応できるのか
消えたペットボトル水
弱みにつけ込む水商売
下水汚泥と放射能)
第2章 水は自分で確保する(水道水のくみおき方
瓶の水はほっとする
非常用の飲み水を作る
雨水を利用する)
第3章 次の震災に備える(見直される地下水
あらためて水の2R(レデュース編
リユース編)
生物浄化法(緩速ろ過)装置の作り方
ペットボトル水とのつきあい方
地下水利用と保全の関係)
第4章 水道シフトの実現へ(震災前から危ぶまれていた水の確保
水道シフト(遠低水源を近高水源へ
小規模分散型の浄水場
小規模分散型の下水処理)
コミュニティーでFEWを地産地消する
分散型の流域水循環真マネジメント)

著者紹介

橋本 淳司 (ハシモト ジュンジ)  
ジャーナリスト、著述家。出版社勤務を経て、現職。「水と人間」というテーマにライフワークとして取り組み、日本国内はもとより世界各地の水辺を歩き、土地の人と語りながら、水について考えている。水をテーマにしたルポやエッセイなどを多数執筆するとともに、水に対する興味や関心が高まるよう各地の学校で「水の授業」を行っている。現在、東京学芸大学客員准教授、日本水フォーラム節水リーダー。「みずのがっこう」副校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)