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灯台守の話

白水Uブックス 175 海外小説の誘惑

出版社名 白水社
出版年月 2011年8月
ISBNコード 978-4-560-07175-5
4-560-07175-6
税込価格 1,430円
頁数・縦 259P 18cm

商品内容

要旨

孤児となった少女シルバーは、不思議な盲目の老人ピューにひきとられ、灯台守の見習いとなる。夜ごとピューが語る、数奇な二重生活を送った牧師の物語に導かれ、やがてシルバーは真実の愛を求めて独り旅立つ―二つの孤独な魂の遍歴を描いた傑作長編。

おすすめコメント

孤児となった少女シルバーは、不思議な盲目の灯台守ピューにひきとられる。夜毎ピューが語る、ダーク牧師の数奇な人生の物語に導かれ、やがてシルバーは真実の愛を求めて独り旅立つ――    「大西洋の荒波に臨んでそびえる荒涼とした怒りの岬(ケープ・ラス)、“海になぶられ、岩に噛まれ、砂に研がれた貝殻みたいな町”ソルツ、トリスタンとイゾルデの挿話の中の海、どれも読んでいて鼻先に潮の匂いが香ってくるようだし、すべてのものが闇に浸され、物を食べれば闇の味まで一緒に味わうような灯台の暮らしのくだりなどは、永遠にここばかり訳していたいと思ったほどだった。」(「訳者あとがき」より)

著者紹介

ウィンターソン,ジャネット (ウィンターソン,ジャネット)   Winterson,Jeanette
1959年、イギリスのマンチェスターに孤児として生まれる。カルト的なキリスト教の一派を信仰する労働者階級の養父母により、説教師になるべく特殊な教育をほどこされて育つが、15歳の時、女性との恋愛関係によって人生が一変。家も教会も追われ、さまざまな職を転々としながら生計を立て、独学でオクスフォード大学に入学した。85年に発表した半自伝的な処女作『オレンジだけが果物じゃない』でウィットブレッド賞受賞
岸本 佐知子 (キシモト サチコ)  
1960年生まれ。上智大学文学部英文学科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)